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最短で結果を出したい婚活女子の必携書 「間違いだらけの婚活にサヨナラ!」

少し前にこんなツイートをしました。

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「ブログで読んで」と書いているのはこのエントリーのことです。

このブログの著者である仁科友里さんの書く婚活論が面白く、いつもブログやツイッターを入念に読ませて頂いていたのですが、最近この方が「間違いだらけの婚活にサヨナラ!」という婚活本を出されていたので、Kindle版を購入して読むことにしました。

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購入して一気読みしたところ「一に効率 二に効率 三四がなくて五に効率」という印象を受けました。

この本では、無駄なファッションアドバイスやマナー講座、小手先の恋愛テクニックなどは一切紹介されていません
また、結婚を目指すだけであれば料理や習い事なども基本的には不要であると切り捨てます。

本全体を通して「自分の狩り場を知ること」と「余計なことをしないこと」を様々な場面や理由を挙げることで繰り返し教えてくれます。
個人的には後者の内容が参考になりました。
上述したツイッターでの内容にも触れられているのですが、女性がやってしまいがちな、結婚を遠ざけ男性の気持ちを冷めさせてしまう行動がいくつも挙げられていて、それが自分にも心当たりがあったのでギクッとしながら読みました。

 

著者はまず、「男の判断には無意識に性的メリットがからむ」として、この考え方を「ちんころじ~」と命名します。

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名前が名前なので勘違いする方も多いかもしれませんが、これは決して「セックスさえすれば男は骨抜き」という考え方ではありません。そもそも著者は婚活女性に対して、相手の男性と気安くセックスすることは厳禁だと繰り返し警告しています。

 

「ヤレる女」ではなく「ヤリたい女」を目指せというのが著者の主張です。

 

著者は、男が結婚を決意する動機の七割を、女の外見だとしています。
つまり外見にピンとこなければ男はその女と真面目に付き合おうとはしないので、まずは外見を整えてたくさんの異性を惹き付けるべし、それがなくては始まらない、ということです。

 

ここで問題になるのが「ではどうやって異性を惹き付けるのか」です。

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「女磨き」「自分磨き」という陳腐なフレーズが女性誌に載らない月はありませんが、ほとんどの一般女性にとってはどれだけ外見を磨いたところで、女優やモデルのように誰からも好意を寄せられる存在になるのは無理です。

 

ここで著者は、相対的外見レベル5段階理論によって、まず自分の外見レベルを知ろうと訴えます。
これは、会社の同期で一番美しい女を5として、上から順番に数字を振っていくというものです。
同期というのは、同じ選考をくぐり抜け、同じ職務をこなし、同じ給与を受けとり…とほとんど同じスペックの女の集団であり、違いは外見のみです。
よって、職場における男性からの扱われ方で自分の女としての評価が判断できるという理屈です。

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レベルの判定法は、本に詳しく書いてあるのでここでは触れません。
レベル4の女が一番モテて、レベル5と2の女が最も売れ残る危険性が高いそう…。

 

自分のレベルを判定したら、次は「レベル別 出会いの場選定」です。
本の中ではレベルに合わせてそれぞれオススメの婚活フィールドとその理由が説明されています。

 

ここで著者が述べるのは、自分が勝ちやすいフィールドで勝負することの重要性です。
著者は本の最初の方でも、

自分の魅力に気づく

自分の魅力を表現する

さらに異性が寄ってくる

選べる対象が広がる

 

という循環について述べているのですが、婚活においては「無駄な失敗体験を積んで自信を喪失してしまうこと」を避けるべしと言います。
無駄に不向きなフィールドで戦ってしまうと敗北を重ねることになり、それによって自信をなくしてしまうのが一番の問題だからです。

レベルを知ることは、自分を否定するためではなく、挽回するため」である、という著者の言葉に深く納得します。

 

著者はまた、男性の好みは幅広いのでどんな女性でも「いいね!」と思わせることくらいはできる、と力強く主張します。
参考として挙げられているのは男性誌のグラビアアイドルたち。
女性誌の華やかで洗練されたモデルと違い、男性誌のグラビアに出てくる女の子には顔の造りが地味な子も胸が小さい子もお尻が大きすぎる子もいます。
つまり男の性的メリットを刺激するためにモデルのような並外れた資質は必要ない、と保証してくれるのです。
ただし、ある特定パーツのケアだけは入念にするようにというのが著者の教えです。ぜひ本で学んでみてください。)

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本書の内容は「ちんころじ~」の理論から実践まで多岐に渡り、また女性の友人や家族との関係や、女性自身の抱えている精神的な問題を婚活中どのようにコントロールするかなどについても触れられています。
ページ数は少なく文章も平易ですが、読みながらメモを取りたくなる部分が毎章たくさんありました。

(ただしメモを取らなくても毎章の最後で「間違わないためのポイント」として数行のまとめがあり、例えば「結婚について自分から聞くことは、負ける確率の高い博打である」など章で語られた内容が簡潔に一文にされているので、一度通読して内容を理解すれば、ポイントを忘れたときもここを読むだけで大丈夫そうです)

 

この記事では中身についてかなり書いてしまっていますが、それでも本に書かれている情報量はまだまだ全くこんなものではありません。
少し文章を小難しくするだけで倍の文章量に届くのではと思うほど、本当にギッシリと詰まった実のある内容でした。

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25歳を過ぎて恋人のいない(かつ結婚願望のある)女子は緩やかにでよいので今から婚活を始めよ、というのが著者は言います。

曰く、恋愛と違って男性の結婚相手の女性選びと行動はパターン化されている
個別具体的な対応が必要な恋愛とは違い、結婚したいというだけであれば、男性の基本の思考・行動パターンを理解することで対応可能である、という心強い主張です。

結婚することが幸せの絶対条件ではありません。
しかし結婚を人生プランに組み込んでいる女性にとって、「条件的になるべくいい相手と結婚する」ことを突き詰めて論じているこの本は一読の価値があると感じました。

 

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※ 購入にあたって「ブログ内容で十分なのでは?」という疑惑

 

「間違いだらけの婚活にサヨナラ!」のアマゾンのレビューには「ブログと一緒」「ブログで十分」といった低評価レビューがいくつかあります。

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しかし著者である仁科さんはツイッターでこんな反論をされていました。

 

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私は著者のブログの婚活指南の記事は全て目を通していますが、今回購入してみて本を買う価値は十分あると思いました。

 

著者の提唱する「ちんころじ~」の基本的な理論や実践の仕方、婚活女性の陥りやすい勘違いなど、ブログに書いてある内容と本の記述に重複する箇所が多いのは確かです。
しかし、本ではブログで浅くしか触れられていない内容も詳しく説明されていますし、なにより「ちんころじ~」にまつわる様々なトピックを細切れに解説したエントリーが連なるブログとは違い、全体を通して順序立ててテンポよく進行しています。
挿し絵での解説も分かりやすいので(特にレベル分け理論を解説している漫画など)、やはり本として手に入れて著者の主張を一気に理解してみるといいと思います。

 

婚活を始めた、まだは始めようと思っている女性に、この本を強くオススメします。